(岐阜県白川町) | ●更新:2019年6月(5) |
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●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/3. 15m、樹高/15m。 | |
●説明板では、幹周/3. 6m、樹高/15m、樹齢/約400年。 | |
●お天気が曇り空で、あまり桜の色がさえなかったのは残念でした。 | |
●シダレザクラの山手から写すと根元には大きな空洞が見えます。 | |
●元庄屋家の跡に立っており、周囲は白川茶の茶畑。道路沿いには黄色い水仙が植えられています。 | |
● | 名称 : 水戸野のシダレザクラ | ●樹種 : エドヒガンの枝垂れ |
● | 所在地 : 岐阜県加茂郡白川町水戸野290 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2019/4/12 | |
● | 指定 : 岐阜県指定天然記念物 (S42年6月14日指定) | |
● | アクセス : 【車】東海環状道・美濃加茂ICから国道41号を北東に23.5km、「白川口」を右折し県道62号を5.2km、右折し500m。駐車場あり。 | |
● | 県道62号線に入ると「水戸野のシダレザクラ」と書かれた幟(のぼり)が次々と道路脇にあり、現地まで途切れることがありませんので、開花時は迷うことなくこの枝垂れ桜に行くことができます。 「水戸野のシダレザクラ」は、元水戸野庄屋・渡辺家にあった彼岸桜で、毎年4月中旬に開花します。昭和42年に県の天然記念物に指定されましたが、誰にも見向きもされず一度は枯れかけていましたが、地元の人達の手当てにより、新しい幹が増えるなど元気を取り戻しました。 そして平成18年には、中学校で使われていた古い水銀灯を使用し、見事な夜桜を披露できるようになりました。次第に人気が高まり、今では多くの観光客が訪れる白川町の桜の名所となりました。 訪問した日は満開を若干過ぎていたようですが、それでも枝の先まで花が咲いていました。シダレザクラの周囲にはお茶畑が広がっており、ここは美濃白川茶の産地としても有名です。 美濃白川茶(しらかわちゃ)は、白川町と東白川村を中心に栽培されるお茶で、東白川村が発祥地です。伝承では、室町時代、蟠龍寺(今はありません)の住職が、茶の苗を京都の宇治から持って帰り、村人に栽培を広めたのが白川茶の始まりといわれています。 海抜400~600mと高い標高に位置する白川の茶園では、新芽が育つ4月~5月頃の昼夜の温度差が大きく、葉がゆっくりと成長する上、朝、川から立ち上る霧がベールとなって葉の乾燥を防ぐため、質の良いお茶が育つそうです。 近くには「水戸野のオオカキ」、「広野の大カヤ」があります。 (HP管理者) |
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No.1880 | ||