(長野県塩尻市) 更新:2021年1月(17)
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小野神社のカツラ
環境省巨樹巨木林DBには登録なし。「日本の巨樹巨木」によれば、幹周/10. 08m、樹高/31m。
小野神社のカツラ
本殿横にあり、主幹は無くなっておりひこばえで成り立っています。
小野神社のカツラ
東側から見ると完全に二株に分かれているようにも見えます。
小野神社のカツラ
カツラの木は黄葉が真っ盛りでした。
小野神社のカツラ
主幹があった場所はご覧のようにぽっかりと空間になっています。
小野神社のカツラ(2)
これは池畔のカツラで、主幹が残っています。環境省巨樹巨木林DBで幹周/3.40mとあるものでしょう。
名称 : 小野神社のカツラ
所在地 : 長野県塩尻市北小野175 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/28 小野神社マップ
指定 : 長野県指定天然記念物 (社叢 S35年2月11日指定)
アクセス : JR中央本線・小野駅から北に900m。徒歩17分。 【車】中央道・伊那北ICから国道153号を北に12.6km、神社北側に駐車場あり。
小野神社は矢彦神社と境内を共有する非常に珍しい神社です。カツラの巨樹は小野神社本殿右奥、四之御柱のそばに立っており、主幹は既に朽ち果てており、多くのヒコバエで成り立っています。主幹のあった所は枯れて無くなっており、大きな空洞になっています。
 「小野神社のヒノキ・夫婦杉」、「矢彦神社のスギ」で紹介しますが、小野神社・矢彦神社社叢は県の天然記念物に指定されており、種々の樹木が生育しています。草木をも合わせると150種類にもなるそうです。
 その社叢の主がこの大カツラの木でしょう。なぜか環境省巨樹巨木林DBには登録されていません。大カツラの東、池の畔にもカツラの木がありました。環境省DBに幹周/3.40mとあるものでしょう。ひこばえが密集して主幹を取り巻いており、幹周の実測は難しいようで諦めました。
(HP管理者)

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No.2197