(長野県飯田市) 更新:2017年5月(4)
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麻績の里 舞台桜
飯田市のHPによれば、幹周/約4m、樹高/12m、樹齢/推定350年。
麻績の里 舞台桜
「麻績の里 舞台桜」は、一重と八重が混じるという珍しい桜です。
麻績の里 舞台桜
これだけの枝垂れ桜はなかなかお目にかかれません。バックも雄大でいうことありません。
麻績の里 舞台桜
舞台桜は、日本唯一の「半八重枝垂れ紅彼岸桜(ハンヤエシダレベニヒガンザクラ)」という品種です。
麻績の里 舞台桜
市内を眼下に眺められる高台にあります。
麻績の里 舞台桜
麻績の里 舞台桜
麻績の里舞台桜
花びらが普通の5枚から八重咲きの10枚まであるといいます。
麻績の里舞台桜と旧座光寺小学校校舎
サクラの右後方のお城のような建物が、旧座光寺小学校(県宝)です。
麻績の里舞台桜 説明板
「麻績の里 舞台桜」の説明板。
名称 : 麻績の里 舞台桜 開花状況 : 満開
所在地 : 長野県飯田市座光寺2535 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/12 麻績の里マップ
指定 : 飯田市指定天然記念物 (H23年3月22日指定)
アクセス : JR飯田線・元善光寺駅から西に約800m、徒歩10分。 【車】中央道飯田ICから国道153号を東に7.1km、「北条」を左折し300m、右折し県道229号を900m、左折し150mで駐車場に。
南信州は桜の名木(一本桜)が多い地域ですが、この「麻績の里 舞台桜」(おみのさと ぶたいざくら)は、花ごとに花びらの数が違うという、大変珍しい桜として、また美しい花色、整った樹形から、非常に人気があります。そのせいか観光バスが次々と到着してサクラの周囲はいつも人垣ができていました。
 「舞台桜」の名前の由来となった「旧座光寺麻績学校校舎(舞台校舎)」は、明治6年(1875年)の建築で、長野県内では最古の木造建造物で県宝になっています。校舎は、幅約18m、奥行き約13m、高さ12mの2階建てで、外観は白漆喰や海鼠壁(なまこかべ)で美しく仕上げてあります。屋根にはしゃちほこがあり、一見するとお城の櫓かと見まごうほどの豪華な建物です。
 昭和59年までの100年以上にわたり旧座光寺小学校として使用されましたが、最大の特徴は、1階が歌舞伎舞台として造られているところです。普段は校舎、必要な時は歌舞伎舞台になるという変わった建物で、全国的にも例がありません。
 またこのサクラは江戸時代初期の飯田藩主・脇坂安政が発願(ほつがん)した「弥陀の四十八願」の一本ではないかとも考えられています。(書籍「信濃の一本桜」より)
 舞台桜から南に2分ほど歩くと「石塚桜」があり、ほぼ同時期に満開になりますのでお忘れなく。
(HP管理者)

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