(長野県塩尻市) | ●更新:2021年2月(3) |
(にえかわ) | ●巨樹と花のページ・トップ ●都道府県別リスト ●樹種別リスト |
|
●環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/8. 88m、樹高/25m。説明板では樹齢約1000年。 | |
●宮誠而著「巨木学」では、幹周/M12. 2m(0.2m上部)、樹高/20m。 とにかくでかい。 | |
●凹凸の激しい、逞しい根元です。 | |
●トチノキの前の小祠は「ウエンジン様」と呼ばれています。 | |
●斜面の上から見たトチの木。地上すぐ上には多くのコブがあります。 | |
●小さなコブがいっぱいついた主幹です。すごく逞しい。 | |
●贄川のトチの説明板。 |
● | 名称 : 贄川のトチ | |
● | 所在地 : 長野県塩尻市贄川1886 | ○地図リンク提供:マピオン |
● | 撮影日 : 2020/10/28 | |
● | 指定 : 長野県指定天然記念物 (S44年7月3日指定) | |
● | アクセス : JR中央本線・贄川駅から南西に900m。 【車】長野道・塩尻ICから国道19号を南西に18.1km。駐車場あり。 | |
● | 国道19号を走っていると西側に駐車場の案内板があります。駐車場から歩いて3分ほどでトチノキに着きます。周囲の樹木が切られているのでトチノキの位置はすぐに分かります。 かなり急な山裾の斜面に立っているのですが、下から見てもその巨大さは一目瞭然で、トチノキとしてはまれにみる巨樹です。コブの上(地上1m)では8.6mと説明板にありますが、斜面に立っているので宮誠而氏の「巨木学」の測定値M12.2mが正解のような気がします。 元文4年(1740年)の書物に、「栃の大木一本有り」との記述があり、江戸時代中期の280年前にはすでに大樹であったことがわかります。石川県白山市の「太田のトチ」に次ぐ全国2番目の大トチノキでしょう。 ぐるーとトチノキを1周してみましたが、折れた枝に大きなキノコが着生しているのが見えました。大きな腐朽も無く、雄大な根張りもあり、しばらくは大丈夫でしょう。 (HP管理者) |
|
|
(熊野諏訪神社のトチノキ) | (松本神社前のケヤキ) | |
■ 長野県 | ■ トチノキ | ■ 新日本名木100選 |
No.2203 | ||