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西光寺はお寺の名前ではなくこの地域の名称です。「西光寺の大杉」は白山神社の境内、本殿の裏手にあります。過去に一度訪問したことがあったのですが、その時はすでに陽が落ち薄暗くなっており、撮影をあきらめたことがありました。この日も午後遅くなり太陽が神社の裏山に隠れてしまっており、大分薄暗くなっていましたが、さすが最近のデジカメは感度を上げてもあまり画像に荒さを感じさせません。
説明板によれば、「主幹は、高さ2メートルのところで大きく4本に枝分かれし成長している。樹勢は良く、高さは35メートル、目通りの幹廻りは約9メートルある。この大杉は日本海側に自生するアシウスギに属する。このアシウスギは幹の下部から枝分かれすることが多く、垂れ下がった枝は雪に押されて地面につき、そこから根を出すことがある。 地元ではこの大杉を『弘法杉』とも呼ぶ。昔この地を訪れた弘法大師がここで弁当を食べ、橋を地面に突き刺したことから根がつき成長したと伝えられている。」とあります。
この文章を書きながらNHK-BSプレミアムの「恐竜せんせい」を見ています。今や福井県勝山市といえば、平泉寺白山神社でも勝山城博物館でも越前大仏でもなく、恐竜の町。恐竜の森や恐竜博物館があり、発掘体験もできるようです。日本のジュラシックパークですね。
(HP管理者) |