岩屋観音  (福井県勝山市) 更新:2009年10月(8)
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岩屋の大杉
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/17. 0m、樹高/33m、樹齢/伝承1200年。 一度下向きに下がり、また立ち上がるマンモスか象の鼻のような大枝が印象的です。
岩屋の大杉
主幹は失われていますが、それでもこの迫力です。もし主幹が存在しておればすごい大杉だったでしょう。
岩屋の大杉
大きく伸びた大枝は、象の鼻のような、マンモスの牙のようにみえて大杉の大きな魅力になっています。
岩屋の大杉
巨大な幹部には驚いた表情の親子連れです。(子供はそうでもないようですが)マンモスのようにもみえます。
岩屋の大杉 岩屋の大杉
ダイナミックな造形の岩屋の大杉。5本の大枝が上に伸びています。
岩屋観音 右が岩屋観音堂、左は拝殿。
名称 : 岩屋の大杉
岩屋観音の所在地 : 福井県勝山市北郷町岩屋13-41 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2009/9/19 岩屋観音マップ
指定 : 勝山市指定天然記念物 (S41年10月26日)
アクセス : 【車】北陸自動車道・福井北ICから国道416号線を九頭竜川に沿い進み、市荒川大橋を渡ったところで左折し、支流・岩屋川をさかのぼっていくとオートキャンプ場があります。約40分かかります。
岩屋オートキャンプ場の駐車場があるのでそこに車を止め、少し戻ると岩屋観音の参道入口があります。すぐに社殿に到着しますが、参道は鬱蒼とした木立ちの中にあり晴天でしたが薄暗く感じました。
 まず夫婦杉が立っており、その背後に社殿が2棟見えます。岩屋観音は、白山を開山した奈良時代の山岳修行者・泰澄(たいちょう)大師によって建てられたとされる神社です。神社なのですが観音さんということではじめはお寺かと思いました。
 岩屋の大杉は、「子安杉・子持ち杉」とも呼ばれており、根元には一寸八分の小さな金銅仏を祀る小祠があります。この杉の皮を煎じて飲めば乳の出がよくなると言い伝えられています。(WEBかつやまより)
 写真を見ての通りの大迫力の大杉です。このように迫力があるスギの巨樹は、奈良県宇陀市の「高井の千本杉」がありますがそれ以上かも。これは国の天然記念物クラスですね。大杉のすぐ上には次回紹介する「飯盛杉」があります。
(HP管理者)

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No.286