(徳島県三好市) 更新:2020年11月(4)
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正八幡宮のイチョウ
環境省巨樹巨木林DBには登録なし。幹周実測値/4.90m、樹高/約20m(目測)。
正八幡宮のイチョウ
エノキの巨樹を探して訪問したのですが、エノキは見当たらず。イチョウとムクノキの巨木がありました。
正八幡宮のイチョウ
まだ小さいですが乳(気根のこと)がありました。雄株です。
正八幡宮のムクノキ
エノキはなくムクノキがありました。幹周実測値/3. 61m。
正八幡宮のムクノキ 御供米川の標柱
ムクノキは主幹が地上3mほどでなくなっており、枝が横に伸びていました。右は「御供米川」の標柱。
正八幡宮の拝殿
名称 : 正八幡宮のイチョウ
所在地 : 徳島県三好市三野町清水1077 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/12 正八幡宮マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】徳島道・美馬ICから国道438号を南に900m、右折し県道12号を5.7km、右折し800m。参道手前に駐車スペースあり。
ウエブサイト「阿波のごっつい木」(現在はありません)にエノキの巨樹(幹周/4.75m)があるとの情報があり訪問しました。残念ながらエノキは見当たらず。その代わりにイチョウ(幹周約5m)とムクノキがありました。ネットで調べると、阿波紀要というサイトで、イチョウ:462m、ムクノキ::309mとありました。
 イチョウは境内の西の端の玉垣横にあり、根元には切られた枝が積まれておりあまり大事にはされていないようです。ムクノキの方はかなり老木となり空洞があり、主幹も地上3mほどで折れていますが、木の前には祠があり、こちらは大事にされているようでした。
 正八幡宮のイチョウは三好市三野町清水にある神社で、清水八幡とも呼ばれます。鎮座地の「清水」という地名は、当地に清水が湧き、周辺の田畑を潤していたことから名付けられ、当地は古代からの農村地帯であるといいます。実際に神社前には湧水があり、「御供米川」(祭りの時にお供えする神聖な湧水地)の標柱がありました。
 創建は不詳ですが、一説には、三好家の氏神で、永正元年(1504年)三好長輝による創建もいわれます。祭神は、仲哀天皇・応神天皇・神功皇后・気長足姫命です。
(HP管理者)

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