(徳島県徳島市)  更新:2014年12月(19)
(りゅうおう) 巨樹と花のページ・トップ  都道府県別リスト  樹種別リスト

竜王さんのクス
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/9. 13m、樹高/14m。樹齢/推定600年程度。
竜王さんのクス
昭和9年(1934年)に来襲した室戸台風で倒れたために現在の姿になっています。
竜王さんのクス
ちゃんと立っていた時(見たことないけど)よりもすごい迫力を感じます。
竜王さんのクス
竜王さんのクス説明板
竜王さんのクスの説明板。
徳島城跡−蜂須賀公銅像後方の楠
蜂須賀家政公の銅像の後ろにあるクスノキ(上と下の画像とも)。非常に枝の広がりが大きいですね。
徳島城跡−蜂須賀公銅像後方の楠
名称 : 竜王さんのクス
所在地 : 徳島県徳島市徳島町城内1番外 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2014/9/27 竜王さんのクス マップ
指定 : 徳島市指定天然記念物 (S38年4月27日指定)
アクセス : JR徳島駅から徒歩5分。 【車】高松道・鳴門IC又は徳島道・徳島ICから国道11号を南下、徳島中央公園の表示に従い右折、さらに右折すると公園駐車場(有料)があります。
竜王さんのクスは徳島中央公園(徳島城跡)にあり、昭和9年の室戸台風で倒れたため横倒しのままになっています。かって竜王神社(明治の神社合祀令で合祀されたため現在はありません)のそばにあったのでこの名が付いたそうです。
 普通倒れた木は切ってしまうのですが、なぜか倒れたままになっています。かろうじて一部が生きていますので切るのに忍びなかったでしょう。
 徳島城跡は江戸時代を通し蜂須賀氏25万石の居城として明治維新を迎えたが、廃城となり鷲之門を残し全ての建物は撤去され鷲之門も第2次大戦の空襲で焼かれて昔の建物は残っていませんが、石垣や堀などが残り、現在は徳島中央公園として市民の憩いの場となっています。鷲之門は再建されています。
 その徳島城を築城した蜂須賀家政公(正勝=小六の子)の銅像の後にも大きな楠があります。幹周は4mほどですが、枝の広がりが大きいなかなかの大クスでした。土曜日の早朝でしたが市民ボランティアの方々がゴミ袋を片手に公園の掃除をされていました。すがすがしい気持ちにさせるひとときでした。
(HP管理者)

BACK 巨樹と花のページトップへ NEXT
(国衙薬師堂の楠) (砂原のムクノキ)
     
徳島県  クスノキ   新日本名木100選
     
No.927