(岡山県真庭市) 更新:2019年8月(16)
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目木構のムクノキ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/6. 00m、樹高/25m。 幹周実測値/6. 18m。
目木構のムクノキ
目木構の門の前にそびえるムクノキの巨樹です。市の天然記念物になっています。
目木構のムクノキ
根も張りも良く美しい樹形のムクノキです。
目木構のムクノキ
目木構のムクノキ
目木構のムクノキ
目木構のムクノキ
周囲には樹木がなく撮影にも最適。
目木構
目木構の遺構です。かっての大庄屋の屋敷跡です。
目木構
名称 : 目木構のムクノキ
所在地 :  岡山県真庭市目木1710 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2019/5/12 目木構マップ
指定 : 真庭市指定天然記念物 (S38年5月1日指定)
アクセス : 【車】米子道・久世ICから国道181号を西に900m、「目木」を右折し県道327号を北に250m、右折し100m。駐車スペースあり。
目木構(メキカマエ)は、旧久世町目木にある江戸時代の大庄屋・福島家の屋敷跡です。少し前までは隣に老人ホームの建物があり、屋敷もホームの一部として利用されていましたが、老人ホームがなくなりコンクリート製の建物は取り壊され、きれいに整地されていました。
 福島家は初め高田城の三浦氏に、後に戦国大名・宇喜多家の武将・江原氏に仕えていましたが、宇喜多秀家が1600年の関が原の戦いで敗れ、改易されたためこの地に帰農したということです。
 豪壮な建物の周囲に濠を巡らし、庭も広大で、まるで中世領主の居館に類似しているので、それで構(カマエ)と呼ばれています。でも今は文化財としての利用が十分にされていないようで、建物や庭などの整備を行い、かつての美しい風景を蘇らせることができれば、素晴らしい観光スポットになるのでは。
 その目玉ともいえるのが長屋門の門前にあるムクノキの巨樹です。周囲に邪魔をする樹木がなく、大きな樹冠を四方に広げており、目木構のシンボルとしての価値は十分。目立った腐朽箇所もなくこれからも大きくなり、日本のムクノキの代表格になってほしいものです。
(HP管理者)

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No.1931