(奈良県吉野町) 更新:2015年4月(21)
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本善寺の懐いの桜
浄土真宗本願寺派の寺院・本善寺の境内に咲くエドヒガンザクラの「懐いの桜」。
本善寺の懐いの桜
若干満開を過ぎたそうですが、まだつぼみもありました。
本善寺の懐いの桜
本善寺の懐いの桜
本堂をバックにした「懐いの桜」です。
本善寺山門と懐いの桜
表門の向こうに見えるのが「懐いの桜」です。手前の門前の桜も満開でした。
本善寺の懐いの桜
本善寺境内の桜
シダレザクラもあり、この時期境内は桜の花でいっぱいになります。
本善寺山門前の桜
これは表門の前に咲く桜です。向こうには吉野川にそって発展した上市の町並みが見えます。
本善寺の懐いの桜と太鼓楼
太鼓楼と懐いの桜を。本願寺派の寺院らしい風景ですね。
懐の桜 茶所太鼓楼
懐の桜の説明 茶所・太鼓楼
名称 : 本善寺の懐いの桜 樹種 : エドヒガンザクラ
所在地 : 奈良県吉野郡吉野町飯貝567 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2015/4/2 本善寺マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 近鉄吉野線・吉野神宮駅からコミュニティバス「樫尾・国栖地蔵前」行きに乗り「桜橋南詰」で下車すぐ。 【車】国道169号の桜橋北詰交差点を南に折れ、橋を渡ると正面にあります。
飯貝御坊と呼ばれる浄土真宗本願寺派に属する本善寺の境内に咲く「懐いの桜」を訪問しました。本善寺は、文明8年(1476年)蓮如上人の御創建で、自ら汗を流して立てられた、全国でも数少ない寺院の一つです。上人により本願寺の名前から一字をとり「本善寺」と名付けられたそうです。下市の願行寺と共に吉野門徒の信仰の中心となり、近世には吉野86ヶ寺を束ねて隆盛を得ています。
 表門から境内に入ると右手の本堂と太鼓楼が眼に入ります。本願寺派の寺院に特有の太鼓楼があることなど、本願寺派の寺院の形態を良く残してます。また、法座が開催されており、蓮如上人についての法話を聞くことができます。
 「懐いの桜」(おもいのさくら)は本堂前にあり、説明板には「蓮如上人は殊の外桜を好まれたようで、第二代第実孝上人(第十二男)がこの桜を植えられ、父上の蓮如上人を追懐せられたと伝わります。古木は枯れて、今は三代目であります。」とありました。
 樹種はエドヒガンサクラで、近くの有名な吉野の千本桜よりも早く咲きます。さらに樹齢300年といわれるシダレザクラもあり、境内が桜で覆われます。ただ、観光寺院ではないので、訪問の際にはお寺の方に来訪をお知らせ下さい。
(HP管理者)

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No.1009