(兵庫県淡路市) 更新:2018年1月(12)
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志筑神社のクスノキ
産経新聞の記事によれば、幹周/約6. 8m、樹高/約17m。 幹周実測値/6. 91m(地上0. 8mを測定)
志筑神社のクスノキ
産経新聞の記事によれば、樹齢は約800年。
志筑神社のクスノキ
「志筑天神 静之大楠」と平成29年に命名されました。
志筑神社のクスノキ
素晴らしく大きな樹冠を持ったクスノキで、何で環境省巨樹巨木林DBに登録が無いのか不思議です。
志筑神社のクスノキ
地上1m足らずの所から大枝が水平に伸びており、1.3m(目通し)を測るととんでもない数値になります。
志筑天神 静之大楠 石碑 静之大楠、石碑裏側
志筑天神 「静之大楠」の石碑 平成29年10月1日建立の石碑。
志筑神社拝殿 志筑神社拝殿
志筑神社由緒石碑 志筑神社由緒
名称 : 志筑神社のクスノキ (志筑天神 静之大楠)
所在地 : 兵庫県淡路市志筑907 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2018/1/18 志筑神社マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】神戸淡路鳴門道・津名一宮ICから東に2.5km。
環境省巨樹巨木林DBには登録がない大楠です。産経新聞の記事によればこのクスノキは「上のクスノキ」と呼ばれていましたが、「下のクスノキ(志筑別神社の楠)」と同じく樹齢800年と専門家の調査で判明したとのこと。幹周実測をしましたが、大枝が邪魔をして地上0.8mで測定するしか方法がありません。結果は産経新聞の記事とほぼ同等の6.91mでした。
 境内の由緒記によれば、『延喜式の南海道淡路國津名郡九座中の一座(小社)に列し 祈年の國幣に預った古社である。志筑天神・手間天神・申の宮とも別稱された。創祀の年代は詳らかでないが、平安朝 には平家領神熊野社荘園、鎌倉期には静御前ゆかりの一條中納言家の荘園であった。志筑郷の首座の神社として古来か ら崇敬をあつめてきた。一遍上人繪傳には、鎌倉中期の名僧一遍上人(時宗開祖)が、歿前の正應2年(1289年)に當社に参詣したことを記してゐる。』とあります。祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
 この地区には源義経の愛妾「静御前」の終焉伝承地があるそうで、昨年(2017年)10月にこのクスノキを「志筑天神 静(しずか)之大楠」と称することになったそうです。
(HP管理者)

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No.1567