(大阪市鶴見区 ) | ●更新:2008年12月(5) |
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●半分以上が枯れたために樹脂で補修がされています。説明板によれば、幹周/約6m、樹高/16m。 |
●2本の主幹共に途中で切られているのが分かります。それでも葉をいっぱいつけています。 |
●(右上)大クスは鳥居のすぐそばにあります。 ●(右下)阿遅速雄神社の本殿。 |
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● | 名称 : 阿遅速雄神社のクス | |||
● | 所在地 : 大阪市鶴見区放出東3丁目31−18 | ○地図リンク提供:マピオン | ||
● | 撮影日 : 2008/3/2 | |||
● | 指定 : 大阪府指定天然記念物 (S45年2月20日指定) | |||
● | アクセス : JR学研都市線・放出駅から北東へ徒歩3分。 | |||
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阿遅速雄(あちはやお)神社は八剣宮ともいい、延喜式内社に列する名社です。大楠は神社の入口右側にあり、主幹がばっさりと切られてます。これは大正時代に落雷にあって三分の一だけが生き残り、枯れた部分を樹脂で補修したものです。 境内の由緒書きでは、天智天皇四年(668年)、新羅(しらぎ)の僧が、熱田の宮に鎮まっていた「草薙(くさなぎ)の剣」を盗み出し本国に逃げ帰る途中、難波の津で大嵐に遭ったため、「神罰なり」と剣を川中に放り出して逃げたのだそうです。だから、この地を、「放出(はなてん)」と言うのだとか。この後、草薙の剣は、一旦、この阿遅速雄神社にとどまった後、熱田神宮に返還されたのだそうです。 鳥居の右側にお蔭灯篭(慶応4年銘−1868年)1基があります。江戸時代、ほぼ60年周期で伊勢神宮への「お陰参り」が爆発的に流行しましたが、その街道筋に残る大阪市内では唯一の灯籠です。 (HP管理者) |
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No.183 | ||