● |
名称 : 武信稲荷神社の榎 |
|
● |
所在地 : 京都市中京区三条通神泉苑町西入下ル今新在家西町38 |
○地図リンク提供:マピオン |
● |
撮影日 : 2009/5/23 |
|
● |
指定 : 京都市指定天然記念物 (S60年6月1日指定) |
● |
アクセス : 阪急電車京都線・大宮駅で下車し、北に徒歩約5分。 |
● |
平安時代末期、平重盛(たいらのしげもり)が安芸の宮島・厳島神社から苗木を移したと伝えられる榎の巨木で、樹齢約850年とされています。末社「宮姫社」の弁財天が宿るといわれ、エノキにふれた手で体をさすると病気が治るとのこと。また榎は「えんの木」と呼ばれることから縁結び、恋愛の神として崇敬を集めています。
またこのエノキには、坂本龍馬とその妻おりょうの逸話も残っています。江戸時代末期のころ、坂本龍馬の恋人おりょうの父が神社近くの牢屋にとらわれていた時、龍馬はこの榎に登りおりょうの父の様子を見に来ていたそうです。そのとき龍馬は、後に訪ねてくるはずのおりょうへの伝言としてエノキの幹に「龍」の文字を彫ったといいます。今は消えていますが。
神社の絵馬には、この榎と龍馬とおりょうの絵が描かれていました。現在でも絶大な人気を誇る「坂本龍馬」は、2010年に福山雅治主演で、「龍馬伝」としてNHK大河ドラマになりました。(2011/3/12更新)
(HP管理者) |
|