(京都府南丹市)) 更新:2010年12月(6)
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北八幡神社のスギ
環境省巨樹巨木林DBによれば、幹周/5. 00m、樹高/45m。本殿右のしめ縄が巻かれた杉が市天然記念物の杉。
北八幡神社のスギ
「北八幡宮のスギ」と書かれた旧美山町教育委員会が立てた標識。樹齢/500年。
北八幡神社のスギ
本殿の右側に大杉が立っています。根元は横の小さな杉とつながっています。
北八幡神社のスギ
北八幡神社は知井八幡神社とも呼ばれます。写真左の由緒書きも「知井八幡神社」とありました。
茅葺きの里
美山町北地区は「かやぶきの里 北村」として有名。多くの観光客が訪れていました。
北村地区・かやぶきの里
秋の陽をいっぱいに浴びた「かやぶきの里」のメインストリート。お地蔵さんと茅葺きの家屋が重なります。
名称 : 北八幡神社のスギ
所在地 : 京都府南丹市美山町北31 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2010/10/16 北八幡神社マップ
指定 : 南丹市指定天然記念物 (H7年4月1日指定)
アクセス : JR山陰本線・園部駅・日吉駅から南丹市営バスで「北(かやぶきの里)」下車。阪急電車・桂駅からもバスが出ています。 【車】国道162号4「安掛」交差点から北東に県道38号を6.3km、左折し300m。駐車は「かやの里」に。
美山町の北村は「かやぶきの里・北村」として有名です。写真のように江戸時代の農村を思わせるような茅葺き屋根の家屋が山里に密集しています。
 国の重要伝統的建物群保存地区になっており、50戸のうち32戸が茅葺き屋根の建物。岐阜県白川村、福島県下郷町に次いで全国で三番目に茅葺きの家屋が多い地域です。背景の杉林と共にノスタルジア溢れる山里です。
 北八幡神社は知井八幡神社とも呼ばれます。かってはこの地域は「知井村」で昭和30年に5つの村が合併し美山町ができました。現在は南丹市に属します。
 由緒書きによれば、この神社は中世の知井之庄の惣社で、延久3年(1071年)に創建されましたが、永禄10年の大洪水で流失したため、元亀元年(1570年)現在地に移転再建されました。また、伝承では和銅年間に妖怪(八つ頭の大鹿)が出没し人々を恐怖に陥れたが、天皇の命により甲賀三郎兼家が退治し、兼家が神恩に感謝して建てた社が知井八幡神社の起源とされています。
 大杉は本殿の右側にあって、40m以上の樹高を誇り、根元はすぐそばの小さな杉とくっついています。集落内には「北稲荷神社のトチ」があります。
(HP管理者)

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