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名称 : 山の神のムクノキ |
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所在地 : 滋賀県東近江市小八木町 |
○地図リンク提供:マピオン |
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撮影日 : 2015/11/1 |
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指定 : 東近江市指定保護樹木 (H21年1月指定) |
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アクセス : JR能登川駅から近江鉄道バス・角能線で「小八木」下車、西に約600m、徒歩12分。 【車】名神高速・湖東三山ICから国道307号を南に1.4km、「祇園」交差点を右折し750m行き、左折し約200m。 |
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東近江市の東北部、小八木集落の東の田園地帯の中に、小島のようにこんもりとした樹叢があります。ここが小八木山の神のムクノキです。
大昔、神社や仏閣ができる以前は、大きな樹木や大きな岩を神として崇め、信仰の中心としていたといわれます。山の神は山神社とも称し、ほとんどの山村で祀られていたもので、祭礼には木の股で男女の像に似たものを造り、供物とする風習があったことが「近江愛知郡志」に記されています。
小八木山の神は、ムクノキの巨木に聖なるものを感じ、神を見て幸せを願い、子孫繁栄・五穀豊穣・家業繁昌を祈ったものと思われます。現在は、ムクノキの根元の瘤が男根を思わすことから、子宝の神様として信仰を集めています。そのためか竹矢来の前には石造の男根が置かれていました。(ちょっとどきっとしますね)
「やまのかみ」の言葉から、縁起に次の文章が記されていました。
「やや(子供)欲しと まこと心に のぞみなば かならず神は み子を授けむ」
200mほど西の県道沿いには「小八木町 県道のムクノキ」があります。
(HP管理者) |
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