（三重県熊野市）

●更新：2018年7月(27）

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●現地説明板によれば、幹周/10. 06m、樹高/32m、樹齢/300年以上。

●林野庁の「森の巨人たち100選」に選ばれており、その表示板が立っています。

●谷の上流側から見た大カツラ。石だらけの谷の中央にあります。

●周囲の石はコケに覆われています。

●「森の巨人たち100選」の表示板。

●左側の道路が国道42号線です。右の道を登ります。車は通行止め。

●車止めのチェーンの所に「大又のカツラ」への案内板があります。

●舗装された道が途切れ、写真のような砂利と舗装が混じる林道になります。

●そしてとうとう林道がなくなり、このような石ころだらけの沢になります。

●	名称　：　大又のカツラ　（森の巨人）
●	所在地　：　三重県熊野市飛鳥町大又 （Google mapに位置情報あり）	○地図リンク提供：マピオン
●	撮影日　：　2018/5/16
●	指定　：　林野庁選定・森の巨人たち100選
●	アクセス ：　【車】熊野尾鷲道路・賀田ICから県道70号を北に4.5km、左折し国道42号を西南に4.9km。大又大久保バス停前のスペースに駐車しました。林道と沢道を約500m登ります。
●	国道42号の大又大久保バス停のそばに「大又のカツラ」への案内板があります。バス停付近に駐車スペースがあるので車を停めて下久保林道を登ります。緩やかな上りでさほど苦になりません。舗装が途切れると沢歩きとなり、苔むした石が谷を埋めています。 　程なく左前方に次回「大又のカツラ２」で紹介する2本のカツラが見えてきます。さらに谷を上流に進むと、森の巨人たち100選に選定された大カツラが現れます。カツラの前に「森の巨人たち100選」の表示板があるので、間違えることはありません。 　谷底に生育しており、カツラが好む水がたっぷりあります。カツラによくある株立ちですが、余り折れた枝はないようです。周囲には苔むした石がゴロゴロしており、かなりの斜面でもあり、撮影の条件は余りよくありません。 　林野庁HPの説明では、かつては紀州藩所有の留山（とめやま）であり、過去にはこのカツラの巨樹の横には神棚もあったことから、山の神として祀（まつ）られていたそうです。周囲はスギ・ヒノキの人工林で覆われています。 　実は途中で2本のカツラを見逃してしまい、この後その2本のカツラを探して、上流など周囲を２０分程歩き回りようやく探り当てました。すぐに分かるだろうと思っていたので、正確な位置を確認していませんでした。反省です。グーグルマップには正確な位置情報がありますので確認をして下さい。 　「森の巨人たち100選」の中ではスニーカーでもOKの、比較的楽なアプローチの巨樹ですので、ぜひ自然の中に育った巨樹を味わって下さい。 （HP管理者）

（山王神社のスギ）		（大又のカツラ・２）
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No.1662