(長野県豊丘村) 更新:2017年6月(1)
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百体庚申の枝垂れ桜
百体庚申とよばれる石仏群の中にあり、樹齢約250年といわれます。
百体庚申の枝垂れ桜
幹も立派ですね。幹周3m近くあるでしょう。
百体庚申の枝垂れ桜
中央最上段の庚申塔の横にあります。庚申塔110基全体を被せるかのようです。
百体庚申の枝垂れ桜
百体庚申の枝垂れ桜
百体庚申の説明板 「百体庚申」の説明板
名称 : 百体庚申の枝垂れ桜 開花状況 : 満開
所在地 : 長野県下伊那郡豊丘村神稲3942付近 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2017/4/13 百体庚申の枝垂れ桜マップ
指定 : 指定なし
アクセス : 【車】中央道・松川IC出口から県道59号を東に3.3km、「上新井」を右折し国道153号を南に2.3km、「山吹」を左折し県道226号を4.3km、左折し100m。
百体庚申は豊丘中学校の西側の崖下にあります。村道沿いに、左右に55体ずつの石仏の列“百体庚申(ひゃくたいこうしん)”があります。
 中央最上段にある石造庚申像と由来碑は、文政11年(1828年)に大地主・大原信富が建立したもので、それによると、『庚申の日にお庚申様を祭る式事を行い、これを七度守れば三尸(さんし)の災いを滅除することが出来る。私は大原の庵寺の尼さまと相談して私の所有する山林の林横手へ百体の庚申様をお祀りすることとなった。村内外の人々も大勢で庚申の碑を建てた。私はこの碑面にそのわけを書いて、天帝に謝し仲間のともがら互いに譲り合い、平和に長く子孫が繁栄することを祈念する。』とあります。
 百体庚申は広く近郷諸村から依頼され建立されたもので、全部で110体あります。枝垂れ桜は最上段の庚申増の横にあり、百体庚申が完成する前に植えられたようで、庚申塔の上に優美に枝垂れています。
 近くには「木門虚空蔵堂のエドヒガン」があります。
(HP管理者)

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No.1479