(長野県松本市) 更新:2021年2月(13)
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八幡宮鞠子社のメグスリノキ
環境省DBには登録がありません。現地説明板では、幹周/3. 06m、樹高/28m。 幹周実測値/3. 42m。
八幡宮鞠子社のメグスリノキ
メグスリノキの周囲は鉄鎖がめぐらされています。推定樹齢300年。
八幡宮鞠子社のメグスリノキ
かなり上の方で多くの枝に分岐しています。
八幡宮鞠子社のメグスリノキ
メグスリノキの根元。腐朽や空洞はなさそうです。
八幡宮鞠子社のメグスリノキの葉
メグスリノキの葉です。少しだけ紅葉し始めていますが、非常にきれいだそうです。
八幡宮鞠子社のメグスリノキ説明板
八幡宮鞠子社のメグスリノキ説明板です。北相木村の天然記念物とは「下新井のメグスリノキ」の事です。
八幡宮鞠子社由緒
八幡宮鞠子社の由緒書きです。「八幡宮」を「やはたのみや」と読んでいますね。
八幡宮鞠子社拝殿
八幡宮鞠子社の拝殿。
名称 : 八幡宮鞠子社のメグスリノキ
所在地 : 長野県松本市梓川上野1942-1 ○地図リンク提供:マピオン
撮影日 : 2020/10/29 八幡宮鞠子社マップ
指定 : 長野指定天然記念物 (H15年9月16日指定)
アクセス : 【車】長野道・松本ICから国道158号を西に8.3km、「波田小学校前」を右折し県道25号を北に1.5km、左折し500mで右折し1.3km。
メグスリノキは山形・宮城県以南から四国、熊本県南部に生育する日本固有種で、カエデ科カエデ属に属する落葉広葉樹です。昔、樹皮を煎じたものが眼病に効くといわれることから「メグスリノキ」と呼ばれました。メグスリノキに含まれるドデンドロール・タンニンという物質が抗菌作用を持ち、現代でも健康食品としてそのエキスが利用されています。
 この「八幡宮鞠子社のメグスリノキ」は、巨樹の少ないメグスリノキとして貴重な存在です。環境省巨樹巨木林DBにはたった14本しか登録されていませんが、このメグスリノキは幹周3mを超えてなかったことからか未登録です。
 神社入口には獣よけの金網が巡らされていますが、メグスリノキの見学者は開けて入ってもよいとありました。
 八幡宮鞠子社については、もともと八幡宮だったところに、鞠子社が合殿として祀られましたが、その年代については分かっていません。祭神は、応神天皇と建御名方命です。
(HP管理者)

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長野県  メグスリノキ   新日本名木100選
     
No.2213